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灼熱の御前崎

吉田さんと御前崎へ。

平均摂氏31度という灼熱の中、焼津から御前崎を目指す。海岸沿いを走るのだが、海がとってもきれい。

牧之原市のゴミ焼却場の近くで、突然サイクリングロードが行き止まり。横にケモノ道があり、方向的には良さそうだが、引き返して別の道を行く事を提案する。しかし吉田さんは「行ってみようぜ」とさっさとケモノ道に入ってしまう。おいおい。

仕方がないので、ゆっくり入る。完全なケモノ道で、道幅がどんどん狭くなってくる。しまいには見えてる道幅が20cmくらいにまでなる。これはこわい。足を着く場所がないんだもの。数百メートルくらいいったところで舗装路に出る。いやー、とてもロードバイクで通るん道じゃないっスよ。

日差しは強く、気温はどんどん上がってくる。あまりの暑さに途中で引き返すことも考えたが、いつの間にか御前崎に到着。海水浴場の堤防で寝転んでしばらく休む。30分くらい寝ただろうか、顔がすごい灼けた気がする。

午後2時過ぎに復路につく。サイクリングロードを基本に、国道150号線沿いに北上。国道から海岸沿いのサイクリングロードに入るところでトイレ休憩。顔や手足を水で冷やす。藪を通ってサイクリングロードに入り、再スタートしたその時、前輪に違和感。

パンクしてるじゃん。

近くの広いスペースにて、チューブ交換作業を開始。

まずタイヤにまだ異物がないか確認。どうやら藪を通った時に刺さったらしいトゲがある。これを抜いとかないとまたパンクするんだよな。
新しいチューブに替えて空気を入れるのだが、なかなか入らない。よく見たらバルブ付近に穴が開いてるし。
こんなこともあろうかとチューブは3本持ってるので、次のチューブに替える。こちらはちゃんと空気が入る。結局40分もかかってしまった。
その間吉田さんは海に入ってるしw

大井川を渡りきったところで、今度は前を走っていた吉田さんが急に自転車を降りてこちらに合図。後ろを振り返って指さしていたあたりを見ると、吉田さんのiPhoneが落ちてるしw
前面ガラスが見事に割れてました。

午後7時前、まだ日が暮れないうちにゴールに到着。お疲れ様でした。

ただ、東名が大渋滞していたので、清水で晩飯を食べて帰る。厚切りロースカツ定食、うまかった。

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奥多摩で敗れる

東京ヒルクライムOKUTAMAステージに参戦。

今回は友人も一緒に参戦。負けたほうが焼肉をおごる約束だが、相手はヒルクライムは初めてとのことなので、精神的にこちらが有利w

受付は前日なので、土曜日のうちに一旦現地へ車で向かい、霧の中、二人でゴール付近を試走。

やばい。置いてかれるw

レース当日、天気は曇り空。坂からの景色が見れないのは残念だけど、雨が降らないだけで十分。

6:00amにスタートし、序盤は傾斜が緩いので集団で飛ばす。
最初の6%オーバーの傾斜で、横を友人がすり抜けて追い越していく。
相手がパワーで優っているのは昨日の試走でわかっている。そのパワーがどれくら続くか怪しいので、こちらの勝ちパターンは最後まで一定のペースを続けること。焦らずに自分のペースで登っていけば、どこかで追いつけるかも。

コース中盤に12%を超える坂があり、手こずる。今回の目的は完走ではなくタイムで勝つことなので、スピードを落とさないようにふんばる。

月夜見第二駐車場を超えると下りも入ってくるので、残りのパワーを振り絞ってスパート。最後の坂も立ち漕ぎで全力疾走。

風張峠のゴールでは、友人が出迎えてくれた。ちくしょう、負けた!

ゴール後、友人のところまで歩いて行くが、おしりの下の筋肉が痛くてまともに歩けない。座って休もうとするが、しゃがむのさえ大変な始末。

負けたけど、タイムは例によってとても遅かったけど、おかげで全力を出しきって走れた。爽快。

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三浦半島でマグロ丼

吉田さんとロングライドの予定だったけど、具合が悪いとのことで一人で出かける。悩んだ末に決めたコースは三浦半島一周。

岬についたのが11:00amごろ。ちょっと早いけど昼食を。三崎に来たらやっぱりマグロでしょう。

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檜原村

奥多摩に自走で行ってみた。

春に風張峠を登った時は現地まで車で行った。今日は自走する計画。

多摩川サイクリングロードを上り、五日市街道、檜原街道と入る。余裕があれば奥多摩湖と青梅を回りたかったが、やっぱり無理そうなので檜原村役場まで行ったら折り返すことにする。

と思っていたら、いつの間にか上川乗まで来てしまった。役場どこにあったんだ??

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富士をどうにか登る

第9回Mt.富士ヒルクライムに出走。

いつか出たいと思っていたこのレースに、ロードバイク歴1年で無謀にも参戦してきた。

宿泊していたホテルを朝5:00に出て、指定されている富士急ハイランド駐車場まで。ゴール地点の気温は摂氏6度程度まで下がるとのこと、加えて天気予報は雨なので、冬支度をする。

  • ヘルメット
  • 長袖ジャージ
  • 冬用グローブ
  • ビブタイツ
  • 靴下+シューズ
  • ポケットには下山用ウィンドブレーカー

前日受け付けで荷物預け袋をもらったのだが、これをどうしようか考えこんでしまった。スタート地点で預けるとゴール地点まで持って行ってくれるものなのだが、何も入れるものがないw 周りの人はみんな背負っているので、自分は何かとても大事なものを忘れているのではないかと心配になって考えこむ。何も思いつかないので、持って行かないことにする。ということで、一人だけ何も背負わずにレースの格好のままで駐車場から会場の富士北麓公園に走る。幸いまだ雨は降っていない。

6:30頃、到着した会場はすでに参加者でいっぱい。5,000人以上参加しているとのことだ。

7:00スタート開始。スタートは申込時の申告タイムの短い順番に、14グループに分けて行う。自分のグループのスタートまでは1時間かかる。

8:05ついにスタート。周りは同じような申告タイムの人ばかりなので、遅れずについていける。

少し行って、旧料金所ゲートをくぐったところから斜度が上がってくる。とにかく長丁場なので、序盤に無理をしないよう心がける。
5Kmほどこのまま走るが、息も上がらず、まだまだパワーも温存できている。いいぞ。

8:50ごろ、第1関門まで後少し。おしりの下の筋肉が痛くなってくる。立ち漕ぎをしたらちょっと回復するので、時々立ち漕ぎを交えるが、だんだんそれも効かなくなってきた。もう痛くて漕げないくらい。まだ3分の2の行程が残っているのに、これではリタイヤかと覚悟する。ふと会津で発見した必殺技「必死に漕がない」を取り入れてみるw しばらく我慢して走って、気がついたら痛みが消えている。おお、やっぱりこの技は最強だな。あたりまえのことだが。

10:00ごろ、第2関門(17Km地点)を通過。目標タイムの120分以内が無謀だったことがわかる。このあたりから霧が深くなってくる。20m先はもう真っ白で何も見えない。ときおり霧雨も降るが、ちょっと濡れる程度なので問題なし。

10:30ごろ、斜度がなくなる。終盤はほぼ平地らしいが、ついにここまで来たか。ふと後ろからすごいスピードで追い越した人がいた。おしりの下の筋肉はもう使いものにならないが、息は全く上がっていない。「もしかしていけるんじゃね?」とついて行ってみた。全然大丈夫。きっと登坂と平地では使う筋肉が違うんだな。しばらく後ろで走るが、体力はまだまだ余裕がありそう。意を決してその人を追い越す。ぐんぐんスピードを上げる。時速35km/hまで上げる。「うおォン、俺はまるで人間蒸気機関車だ」と心のなかで叫びながら全力で疾走すると、…また坂があった。
そりゃないよ。さっきまでの勢いを完全に失いつつ坂を登り、どうにかゴールにたどり着く。

タイムはとてつもなく遅かったけど、足をつかずに完走できた。五合目までとはいえ富士山に自転車で登ることができて、大きな達成感を味わえた。

もっと練習して来年も出てやる。

心配だった下山用荷物は、特に必要なかった。