Days of Bike and Photos

河口湖でトレーニング

友人の通うスクールのトレーナーが河口湖で練習走行会を開くとのことで参加させてもらった。

トレーナー2人+トレーニー5人で河口湖の道の駅を基点に西湖や本栖湖を周る。走りを見てトレーのーの方が随時いろいろ指導してくれる。教わったポイントは以下。

  1. ペダリングに無駄がある。6時のところまで踏み込むのではなく、3時まで踏み込んであとはすっと力を抜く
  2. 右膝が若干外を向いているので、まっすぐ前を向くように
  3. 全般的にタイムを縮めたいなら、減速後の加速を改善するために、ブレーキをかけたら同時にギヤも落とすよう心がける。特にカーブを抜ける時の加速はこれでかなり改善される

下までペダルを踏み込んだほうが当然力が大きくなるが、踏み込みが下死点に達するということはそこで力が無駄になっているということ。なるほど開眼だった。

走行中、何やらカタンカタンと異音がする。どうやらGARMINのスピードセンサーが傾いてスポークのマグネットに接触している模様。走りながら左足でセンサーを動かしてみる。と、突然「バシューン」とすごい音が。パンクしてるしw 降りてみてみたら、バルブの上半分が完全にもげている。どうやらセンサーがバルブにもろに衝突したようだ。トレーナーの方が手伝ってくださったおかげで10分程度でチューブ交換。

走行会の仕上げは御坂みちを天下茶屋まで、10kmで470mを登るヒルクライム。トレーニー5人中4番目で登り切った。見下ろす景色がきれいだった。

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August 4, 2012 at 10:38 pm Comments (0)

富士をどうにか登る

第9回Mt.富士ヒルクライムに出走。

いつか出たいと思っていたこのレースに、ロードバイク歴1年で無謀にも参戦してきた。

宿泊していたホテルを朝5:00に出て、指定されている富士急ハイランド駐車場まで。ゴール地点の気温は摂氏6度程度まで下がるとのこと、加えて天気予報は雨なので、冬支度をする。

  • ヘルメット
  • 長袖ジャージ
  • 冬用グローブ
  • ビブタイツ
  • 靴下+シューズ
  • ポケットには下山用ウィンドブレーカー

前日受け付けで荷物預け袋をもらったのだが、これをどうしようか考えこんでしまった。スタート地点で預けるとゴール地点まで持って行ってくれるものなのだが、何も入れるものがないw 周りの人はみんな背負っているので、自分は何かとても大事なものを忘れているのではないかと心配になって考えこむ。何も思いつかないので、持って行かないことにする。ということで、一人だけ何も背負わずにレースの格好のままで駐車場から会場の富士北麓公園に走る。幸いまだ雨は降っていない。

6:30頃、到着した会場はすでに参加者でいっぱい。5,000人以上参加しているとのことだ。

7:00スタート開始。スタートは申込時の申告タイムの短い順番に、14グループに分けて行う。自分のグループのスタートまでは1時間かかる。

8:05ついにスタート。周りは同じような申告タイムの人ばかりなので、遅れずについていける。

少し行って、旧料金所ゲートをくぐったところから斜度が上がってくる。とにかく長丁場なので、序盤に無理をしないよう心がける。
5Kmほどこのまま走るが、息も上がらず、まだまだパワーも温存できている。いいぞ。

8:50ごろ、第1関門まで後少し。おしりの下の筋肉が痛くなってくる。立ち漕ぎをしたらちょっと回復するので、時々立ち漕ぎを交えるが、だんだんそれも効かなくなってきた。もう痛くて漕げないくらい。まだ3分の2の行程が残っているのに、これではリタイヤかと覚悟する。ふと会津で発見した必殺技「必死に漕がない」を取り入れてみるw しばらく我慢して走って、気がついたら痛みが消えている。おお、やっぱりこの技は最強だな。あたりまえのことだが。

10:00ごろ、第2関門(17Km地点)を通過。目標タイムの120分以内が無謀だったことがわかる。このあたりから霧が深くなってくる。20m先はもう真っ白で何も見えない。ときおり霧雨も降るが、ちょっと濡れる程度なので問題なし。

10:30ごろ、斜度がなくなる。終盤はほぼ平地らしいが、ついにここまで来たか。ふと後ろからすごいスピードで追い越した人がいた。おしりの下の筋肉はもう使いものにならないが、息は全く上がっていない。「もしかしていけるんじゃね?」とついて行ってみた。全然大丈夫。きっと登坂と平地では使う筋肉が違うんだな。しばらく後ろで走るが、体力はまだまだ余裕がありそう。意を決してその人を追い越す。ぐんぐんスピードを上げる。時速35km/hまで上げる。「うおォン、俺はまるで人間蒸気機関車だ」と心のなかで叫びながら全力で疾走すると、…また坂があった。
そりゃないよ。さっきまでの勢いを完全に失いつつ坂を登り、どうにかゴールにたどり着く。

タイムはとてつもなく遅かったけど、足をつかずに完走できた。五合目までとはいえ富士山に自転車で登ることができて、大きな達成感を味わえた。

もっと練習して来年も出てやる。

心配だった下山用荷物は、特に必要なかった。

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June 3, 2012 at 11:08 pm Comments (0)
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