成木を試走
来週の本番に備えて成木を試走。
朝6時に家を出て、友人と待ち合わせている青梅駅まで自走。
無事合流して、そこからヒルクライムスタート地点まで。さすがヒルクライムのコース、とても閑静な場所。
コースのはじめはそんなに斜度がないのだが、スタートしてすぐに友人に置いてかれる。前回の東京ヒルクライムOKUTAMAステージでも完敗した相手なので、まあ無理はしないようにしよう。
後半になると、急に斜度が上がる。平均で10.8%だもん、それはすごい坂。
晴天の空だが、森に囲まれているためコース上は日陰が多い。それが唯一の救い。
きつい坂の連続にあえなく足をつき、しばらく道端に寝転がって休む。見上げると青空、四方はうっそうとした木々、八方から降り注ぐ蝉の声。なんか夏休みの雰囲気満点。
数分休んで、自転車にまたがる。急な坂なので、力を入れて踏み出す。
と、後輪がずるりと空転する。苔の上に車輪がのっていたんだな。
全く平らな場所がなくてとてもキツイ。この後自宅まで自転車で帰らなきゃいけないので、よっぽど棄権しようかと思った。でも圏外で友人に電話が通じないしw
それでも我慢して登っていると、疲れきったところでものすごい勾配が現れる。あとで調べたら23%だって。恐るべし。
どうにか乗り越えてしばらく行くと、前方に友人の姿が。坂道が永遠に続きそうな気がしてきたところだったので「そこがゴール!?」と確かめてしまった。やっとたどり着いた、うれしー。
ボトルの水はもう底をついていてのどはカラカラ。友人があっちに水があるよ、と教えてくれる。
「生水だから飲まないほうが…」という忠告をガン無視して、ゴクゴク飲む。山育ちのイナカモンは、こういう水を飲んでも全く問題ないのだよ。
友人は数十分も前に着いていたらしい。ちくしょう、来週の本番はまたきっと負けるな。
東青梅で昼食を採り、初台の自宅まで新青梅街道で帰る友人とそこで別れる。
こちらはいつもの多摩川サイクリングロードをゆっくり帰る。
自宅に着いたのは夕方6時頃。
都合12時間かかってしまったが、ヒルクライム付きの138kmのロングライドじゃしょうがないよな。
August 19, 2012 at 10:40 pm