Days of Bike and Photos

東京ヒルクライムNARIKIステージ

いよいよ本番。

先週試走した友人と参加。
夜中に車で発ち、友人を拾って中央道→圏央道で青梅まで。午前5時ごろには成木の指定駐車場に到着。そこでしばらく仮眠。8時過ぎに支度を始め、いざスタート地点へ。

60分が制限時間とのこと。先週の試走では結局86分かかってしまっているのだが、先週と違って今日はコースまでの往復100km分がないので、レースに全力を使える。とりあえず今日の目標は制限時間内での完走。

いよいよスタート。

序盤の緩やかな部分では友人の後ろをピッタリとマーク。先週はこの地点で既に離されてたことを考えると、随分調子がいい。
どうやら自分の後ろにも2〜3台ついている模様。

と、そのうちの1台が横をすり抜けていく。「ああ、抜かれてしまったか」と思ったら、先頭を走る友人を抜いたところで進路変更し友人の前に入る。どうしてわざわざ人の前を塞ぐのか不思議に思っていると、しばらくしたら友人がその人を抜いてまた前に入る。

後でわかったのだが、ローテーションだったんだな。人の後ろについて走るだけじゃなく、自分もローテーションに加わればよかった。

ほどなく友人を含めたその集団に離されてしまう。

やがて後半の急斜面区間に。先週と同じでやっぱり斜度がキツイ。帰りの自走がないので、全力で上る。急斜面は蛇行しながらひたすら進む。

試走しているのでサプライズはない。これは精神的に助かる。

最後の23%の坂に差し掛かる。後ろに一人ついている。負けてたまるか。ふと、まだ足を着いていないことに気づく。絶対足をつかないで登り切ってやる。

どうにか23%の坂をやり過ごすと、ちょっと足が残っている。ほとんど使っていなかった引き足を使って全力で加速。後ろから聞こえる「まじかよ」という声を置き去りにしてグングン上る。へへへ、ちょっと嬉しい。

ゴールが見えてきた。

例によって友人がいるw

ゴール!

52分16秒。

登りは疲れるけど、坂はつらいけど、やっぱりゴールした後の気分は最高だな。

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August 26, 2012 at 11:16 pm Comments (0)

奥多摩で敗れる

東京ヒルクライムOKUTAMAステージに参戦。

今回は友人も一緒に参戦。負けたほうが焼肉をおごる約束だが、相手はヒルクライムは初めてとのことなので、精神的にこちらが有利w

受付は前日なので、土曜日のうちに一旦現地へ車で向かい、霧の中、二人でゴール付近を試走。

やばい。置いてかれるw

レース当日、天気は曇り空。坂からの景色が見れないのは残念だけど、雨が降らないだけで十分。

6:00amにスタートし、序盤は傾斜が緩いので集団で飛ばす。
最初の6%オーバーの傾斜で、横を友人がすり抜けて追い越していく。
相手がパワーで優っているのは昨日の試走でわかっている。そのパワーがどれくら続くか怪しいので、こちらの勝ちパターンは最後まで一定のペースを続けること。焦らずに自分のペースで登っていけば、どこかで追いつけるかも。

コース中盤に12%を超える坂があり、手こずる。今回の目的は完走ではなくタイムで勝つことなので、スピードを落とさないようにふんばる。

月夜見第二駐車場を超えると下りも入ってくるので、残りのパワーを振り絞ってスパート。最後の坂も立ち漕ぎで全力疾走。

風張峠のゴールでは、友人が出迎えてくれた。ちくしょう、負けた!

ゴール後、友人のところまで歩いて行くが、おしりの下の筋肉が痛くてまともに歩けない。座って休もうとするが、しゃがむのさえ大変な始末。

負けたけど、タイムは例によってとても遅かったけど、おかげで全力を出しきって走れた。爽快。

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July 8, 2012 at 3:16 pm Comments (0)

富士をどうにか登る

第9回Mt.富士ヒルクライムに出走。

いつか出たいと思っていたこのレースに、ロードバイク歴1年で無謀にも参戦してきた。

宿泊していたホテルを朝5:00に出て、指定されている富士急ハイランド駐車場まで。ゴール地点の気温は摂氏6度程度まで下がるとのこと、加えて天気予報は雨なので、冬支度をする。

  • ヘルメット
  • 長袖ジャージ
  • 冬用グローブ
  • ビブタイツ
  • 靴下+シューズ
  • ポケットには下山用ウィンドブレーカー

前日受け付けで荷物預け袋をもらったのだが、これをどうしようか考えこんでしまった。スタート地点で預けるとゴール地点まで持って行ってくれるものなのだが、何も入れるものがないw 周りの人はみんな背負っているので、自分は何かとても大事なものを忘れているのではないかと心配になって考えこむ。何も思いつかないので、持って行かないことにする。ということで、一人だけ何も背負わずにレースの格好のままで駐車場から会場の富士北麓公園に走る。幸いまだ雨は降っていない。

6:30頃、到着した会場はすでに参加者でいっぱい。5,000人以上参加しているとのことだ。

7:00スタート開始。スタートは申込時の申告タイムの短い順番に、14グループに分けて行う。自分のグループのスタートまでは1時間かかる。

8:05ついにスタート。周りは同じような申告タイムの人ばかりなので、遅れずについていける。

少し行って、旧料金所ゲートをくぐったところから斜度が上がってくる。とにかく長丁場なので、序盤に無理をしないよう心がける。
5Kmほどこのまま走るが、息も上がらず、まだまだパワーも温存できている。いいぞ。

8:50ごろ、第1関門まで後少し。おしりの下の筋肉が痛くなってくる。立ち漕ぎをしたらちょっと回復するので、時々立ち漕ぎを交えるが、だんだんそれも効かなくなってきた。もう痛くて漕げないくらい。まだ3分の2の行程が残っているのに、これではリタイヤかと覚悟する。ふと会津で発見した必殺技「必死に漕がない」を取り入れてみるw しばらく我慢して走って、気がついたら痛みが消えている。おお、やっぱりこの技は最強だな。あたりまえのことだが。

10:00ごろ、第2関門(17Km地点)を通過。目標タイムの120分以内が無謀だったことがわかる。このあたりから霧が深くなってくる。20m先はもう真っ白で何も見えない。ときおり霧雨も降るが、ちょっと濡れる程度なので問題なし。

10:30ごろ、斜度がなくなる。終盤はほぼ平地らしいが、ついにここまで来たか。ふと後ろからすごいスピードで追い越した人がいた。おしりの下の筋肉はもう使いものにならないが、息は全く上がっていない。「もしかしていけるんじゃね?」とついて行ってみた。全然大丈夫。きっと登坂と平地では使う筋肉が違うんだな。しばらく後ろで走るが、体力はまだまだ余裕がありそう。意を決してその人を追い越す。ぐんぐんスピードを上げる。時速35km/hまで上げる。「うおォン、俺はまるで人間蒸気機関車だ」と心のなかで叫びながら全力で疾走すると、…また坂があった。
そりゃないよ。さっきまでの勢いを完全に失いつつ坂を登り、どうにかゴールにたどり着く。

タイムはとてつもなく遅かったけど、足をつかずに完走できた。五合目までとはいえ富士山に自転車で登ることができて、大きな達成感を味わえた。

もっと練習して来年も出てやる。

心配だった下山用荷物は、特に必要なかった。

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June 3, 2012 at 11:08 pm Comments (0)

ヒルクライムin会津

第9回時空の路ヒルクライムin会津に出走してきた。

朝5:00に起きて宿を出る。宿で朝食をとれないので代わりにおにぎりをお願いしておいたのだが、ゆで卵やソーセージ、佃煮や漬物など豪華な朝食セットを作ってくれていた。とてもありがたい。大内宿の横を抜けて受付場所まで行ったのだが、早朝なこともあり大内宿には誰一人見当たらない。朝陽が射してとても綺麗なので、立ち寄って写真を撮りたかったが、我慢して受付会場そばの駐車場まで直行。

受付を済ませて、車内でゆっくり朝食セットを食べる。おいしいのでばくばく食べる。ヒルクライム前なのに積載重量を増やしてどうするんだ。

9:00にスタート地点へ。

今年も700人以上が参加しているとのこと。みんなとっても早そう。自転車を始めてまだ1年弱、峠なんて何回かしか登ったことのない自分がちょっと心細くなった。
みんなに置いていかれたらどうしよう。
のぼれなくて一人だけ歩いて自転車を押すことになったらどうしよう。
ま、どうにかなるよな。

例年トップタイムが30分から31分なのだが、自分はその3倍以内のタイムが目標。

いよいよスタート。会場を出るところで小さい子供たちが「がんばえー」と声を上げて応援してくれる。気合が入る。

平地はそんなに不得意ではないので、集団について走る。ふと速度計を見ると時速40Km! やっぱりトレインに入ると速いなあ。

2Km地点から、ゆるやかな登りに。速度はだいぶ落ちるが、まあ、周りについていけてる。それでも後のグループの速い人達に抜かれ始める。坂なのに平地並みのスピードなんだもん、かなわないよ。

6Kmあたりから、斜度がぐっと上がる。

8Kmあたりで、足をついて休んでる人を見かける。よかった休んでる人もいるんだ、でももう少しがんばろう。

残り3Kmあたりで、新たな発見が。今までは登坂時も常に力いっぱい漕いでたのだが、力を抜いて漕ぐと疲れないんだ。あたりまえのことだが、今まで気づかなかったよw
疲れてきたら、急な登りに入ったら、止まらないぎりぎりのスピードまで落とす。時速6Kmとか。随分と楽に登れる。

残り500mあたり。それでもやっぱりキツイ。快晴なこともあり、汗がだらだら流れる。スピードが遅いので大勢に抜かれる。もう200人以上に抜かれただろうな。一方自分が追い抜いたのは10人いただろうかw

残り250m。沿道の応援の方が「次を曲がったらゴールだよ!」と声をかけてくれる。
坂もなくなった。
全力で漕ぐ。
ゴールが見えた。
もがきながらゴールをくぐる。
完走できた!
足をつかなかった!

ゴールの先2Kmほど行ったところに休憩所があるとのことなので、そこまでゆっくり走る。心は達成感でいっぱい。
休憩所には大勢の参加者がいて、みんな笑顔で話したりしている。きっと同じような達成感を感じてるんだな。

ふるまわれたアイスクリーム。熱いからだに沁みわたる。

タイムはGarmin計測で61分。思ったより速かったな。

沿道では地元の方々がたくさん応援してくれて、とても勇気づけられた。よし来年も参加するぞ!

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May 20, 2012 at 7:31 pm Comments (0)

もてぎ100kmサイクルマラソン2012

レースに初参戦してきた。

場所はツインリンクもてぎ。遠いので夜中に起きて支度をし3:00amには家を出る。途中で参加証を忘れたのに気づき、取りに帰る。再度家を出たのは4:00am。常磐道を北上し、水戸から県道51号線でレース場まで。途中のコンビニで、物資を仕入れる。

  • 水500ml×2
  • カロリーメイト
  • ホッカイロ
  • ウイダーinゼリー

南ゲートには6:15amに到着。すでに車が並んでいる。

6:30amにゲートが空いたので、前の車についていき第1パドック裏に無事駐車。ホットドッグの朝食をとる。
7:00amに受付開始。列は長いがさくさくすすむ。

ここでゼッケンと計測タグを受け取る。

ゼッケンはジャージに安全ピン留めし、計測タグはフロントフォークに結束。
タイヤに空気を入れ、ライトやシートバッグなどなど余計なパーツを外す。
だんだんとレースの気分が盛り上がってくる。

早速コースに出て試走。ほとんど人がいないので走りやすい。

2周の試走の間に、Garmin Edge 800のオートラップをテスト。ゴールライン上で一度Lapボタンを押しておけば、次の周回からはその場所で自動的にラップを計測してくれる機能。きちんと動いているようだ。これはとても便利。
ウェアーは以下のとおり。

  • ヘルメット+サングラス(帽子はかぶらなかった)
  • Craftのインナー×2(半袖と長袖)+長袖ジャージ
  • ビブタイツ
  • 靴下+シューズ+ホッカイロ+シューズカバー

9:15amスタート位置に着く。初心者なので他人様の邪魔にならないようにできるだけ後方に着く。今日のレースで気をつけることを頭の中で再確認。

  • 目標は時間内の完走
  • 息が切れないようにするため、心拍数は170bpm以下をキープ
  • できればタイムを3時間以内にしたいので、平均時速33km/h以上で走る

9:30am、カウントダウンからレーススタート。流れに乗って走る。緊張のためか心拍数が上がる。

1-7周目: 自分のペースで走る。平均時速33km/hが無理なことを思い知る。3周目にして先頭集団に周回遅れにされる。

8周目: 追い抜いていったトレインが自分より少し早いくらいのペースだったので後ろに付く。スピードが上がりかつ楽に走れる、本当にトレインは楽!! ずっとこのトレインに乗って行こうと思ったが、メインストレートの上りであえなく千切れる…

9-15周目: 乗れるトレインがないので独走。時々後ろに付かれるが、やはりあの上りで追い抜かれる。空腹を感じてきたので、後ろのポケットに入れておいたカロリーメイトを食べる。おいしい。数周して今度はウイダーinゼリーを食べる。出走前は、たった4時間のレースだから食べる必要はないだろうと思っていたが、念のためにとポケットに入れておいてよかった。この数周は食べることばかり考えていた。

16-20周目: ラップ平均時速が25km/hを超えなくなる。時間内の完走が不安になってくる。上りでは疲れないダンシングを覚えた。力を入れて漕ぐのではなく、ゆっくり体重をペダルに乗せるだけ。筋肉はあまり使わないので、ダンシングが続く距離が長くなった。

21周目: 1:25pm、どうにか時間内ぎりぎりでゴール。

LapTimeDistanceAvg SpeedMax SpeedAvg HRMax HRAvg Bike CadenceCalories
110:344.8327.550.11341646484
209:234.8330.847.91682146992
310:164.8028.147.91681977098
409:504.8129.449.11661767290
510:274.8227.744.91651757189
610:214.8428.149.81621747281
710:184.8628.347.41621757075
809:454.8129.646.51671866678
911:004.8526.547.11561736655
1011:374.8224.946.51541696554
1111:064.8326.147.91551676558
1212:204.8423.538.41501676449
1311:474.8324.639.51521666156
1411:544.8024.235.31501656255
1512:374.8323.040.01521676160
1611:494.8324.540.51531716062
1712:014.8324.136.71521695464
1811:504.8324.539.31521675163
1911:464.7924.442.51541715564
2012:164.8223.637.71521655463
2112:164.8123.539.31541705468
Summary3:55:13101.3125.350.1155214631,467

今日のLearnings:

  • トレインはやはり劇的に楽
  • でも上り坂でちぎれてしまうので、トレインについていけるだけの登坂力を鍛える必要あり
  • 足は回らないが、息も上がることはない⇒持久力はまあまあ

公式発表によると、自分のタイムは3:55:25.921。クラス内で出走225人中188位。改善点もはっきりしたので、1年間しっかり鍛えて来年も参加するぞ!

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January 3, 2012 at 7:32 pm Comments (0)
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