Days of Bike and Photos

檜原村

奥多摩に自走で行ってみた。

春に風張峠を登った時は現地まで車で行った。今日は自走する計画。

多摩川サイクリングロードを上り、五日市街道、檜原街道と入る。余裕があれば奥多摩湖と青梅を回りたかったが、やっぱり無理そうなので檜原村役場まで行ったら折り返すことにする。

と思っていたら、いつの間にか上川乗まで来てしまった。役場どこにあったんだ??

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June 10, 2012 at 3:04 pm Comments (0)

富士をどうにか登る

第9回Mt.富士ヒルクライムに出走。

いつか出たいと思っていたこのレースに、ロードバイク歴1年で無謀にも参戦してきた。

宿泊していたホテルを朝5:00に出て、指定されている富士急ハイランド駐車場まで。ゴール地点の気温は摂氏6度程度まで下がるとのこと、加えて天気予報は雨なので、冬支度をする。

  • ヘルメット
  • 長袖ジャージ
  • 冬用グローブ
  • ビブタイツ
  • 靴下+シューズ
  • ポケットには下山用ウィンドブレーカー

前日受け付けで荷物預け袋をもらったのだが、これをどうしようか考えこんでしまった。スタート地点で預けるとゴール地点まで持って行ってくれるものなのだが、何も入れるものがないw 周りの人はみんな背負っているので、自分は何かとても大事なものを忘れているのではないかと心配になって考えこむ。何も思いつかないので、持って行かないことにする。ということで、一人だけ何も背負わずにレースの格好のままで駐車場から会場の富士北麓公園に走る。幸いまだ雨は降っていない。

6:30頃、到着した会場はすでに参加者でいっぱい。5,000人以上参加しているとのことだ。

7:00スタート開始。スタートは申込時の申告タイムの短い順番に、14グループに分けて行う。自分のグループのスタートまでは1時間かかる。

8:05ついにスタート。周りは同じような申告タイムの人ばかりなので、遅れずについていける。

少し行って、旧料金所ゲートをくぐったところから斜度が上がってくる。とにかく長丁場なので、序盤に無理をしないよう心がける。
5Kmほどこのまま走るが、息も上がらず、まだまだパワーも温存できている。いいぞ。

8:50ごろ、第1関門まで後少し。おしりの下の筋肉が痛くなってくる。立ち漕ぎをしたらちょっと回復するので、時々立ち漕ぎを交えるが、だんだんそれも効かなくなってきた。もう痛くて漕げないくらい。まだ3分の2の行程が残っているのに、これではリタイヤかと覚悟する。ふと会津で発見した必殺技「必死に漕がない」を取り入れてみるw しばらく我慢して走って、気がついたら痛みが消えている。おお、やっぱりこの技は最強だな。あたりまえのことだが。

10:00ごろ、第2関門(17Km地点)を通過。目標タイムの120分以内が無謀だったことがわかる。このあたりから霧が深くなってくる。20m先はもう真っ白で何も見えない。ときおり霧雨も降るが、ちょっと濡れる程度なので問題なし。

10:30ごろ、斜度がなくなる。終盤はほぼ平地らしいが、ついにここまで来たか。ふと後ろからすごいスピードで追い越した人がいた。おしりの下の筋肉はもう使いものにならないが、息は全く上がっていない。「もしかしていけるんじゃね?」とついて行ってみた。全然大丈夫。きっと登坂と平地では使う筋肉が違うんだな。しばらく後ろで走るが、体力はまだまだ余裕がありそう。意を決してその人を追い越す。ぐんぐんスピードを上げる。時速35km/hまで上げる。「うおォン、俺はまるで人間蒸気機関車だ」と心のなかで叫びながら全力で疾走すると、…また坂があった。
そりゃないよ。さっきまでの勢いを完全に失いつつ坂を登り、どうにかゴールにたどり着く。

タイムはとてつもなく遅かったけど、足をつかずに完走できた。五合目までとはいえ富士山に自転車で登ることができて、大きな達成感を味わえた。

もっと練習して来年も出てやる。

心配だった下山用荷物は、特に必要なかった。

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June 3, 2012 at 11:08 pm Comments (0)

馬打峠でペダルの漕ぎ方がわかった

吉田さんと渡良瀬川を走ってきた。

谷中湖畔に車を停めて、まずは館林のつつじが岡公園へ。つつじはもう終わっていたけど、群れをなす鯉のぼりは圧巻。5月いっぱいまであるそう。

渡良瀬川沿い走って桐生まで到着。コースは今回も吉田さんが設定してくれたのだが、ここから二手に分かれて、来週のヒルクライムの練習のため自分には山岳コースを設定してくれていた。峠を2つ超えた先(25Kmくらい先)にある足利学校で合流しようとのこと。

はりきってとばしていく。まず最初は白葉峠を超える。けっこうキツイが、先週の会津に比べたら楽勝。コース通りに走ると、また峠がやってきた。こちらもなかなかキツイ。2台ほど自転車を押して登っている人を見かける。
「へへへ、昔の俺とは違うぞ。もう足もつかないもんね。」
この1年の成長を感じつつ、頑張ってどうにか2つ目も超えた。やったー。

坂を下って、Garminの指示通り幹線を走って行くと、脇道に逸れろとの指示。嫌な予感。小さい道を進むのだが、どう見ても山に向かってるしw
ここは四の五の言わず、指示通りに走る。馬打峠というらしいが、結構キツイ。最大で12%くらいあったのではないか。

この峠を登っているときに、ふと、ペダルを回して漕ぐという感覚が掴めた。
今までは上から下に踏んで漕いでいたのだが、そうではなく、くるくる回す感覚。上から下へ力を入れるのと同様に前から後ろへ、下から上へ、後ろから前へと回していく感じ。ずっとこれを続けるのは難しいが、疲れたときに使うと少ない力でも進むし、加速したい時に使うとパワーをフルに発揮できる。きっと練習すれば、この漕ぎ方で走り続けられるんだろうな。

峠越え3つは辛かったけど、とてもいい練習になった。いいコースありがとうございます、吉田さん。

峠越えを終えて、待ち合わせ場所の足利学校へ。

無事吉田さんと合流できて、足利学校を見学。学校といっても、建物は昔の木造のちょっと広い家という感じ。長い縁側があって、そこに腰掛けてきれいな庭園を見渡せる。今日は暖かい日も射しているので、とてものどかな雰囲気。

あとはここからスタート地点まで約30Kmを帰る。…あと30Kmもあるのか。

途中道に迷ったりして、まさかの日暮れを迎えてしまう。明るいうちに帰れるようにスタートを早めにしたんだけどw

どうにか真っ暗にならないうちに駐車場にたどり着く。
締めはまたうなぎw 一汗かいた後はやっぱりおいしい。

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May 27, 2012 at 9:14 pm Comments (0)

ヒルクライムin会津

第9回時空の路ヒルクライムin会津に出走してきた。

朝5:00に起きて宿を出る。宿で朝食をとれないので代わりにおにぎりをお願いしておいたのだが、ゆで卵やソーセージ、佃煮や漬物など豪華な朝食セットを作ってくれていた。とてもありがたい。大内宿の横を抜けて受付場所まで行ったのだが、早朝なこともあり大内宿には誰一人見当たらない。朝陽が射してとても綺麗なので、立ち寄って写真を撮りたかったが、我慢して受付会場そばの駐車場まで直行。

受付を済ませて、車内でゆっくり朝食セットを食べる。おいしいのでばくばく食べる。ヒルクライム前なのに積載重量を増やしてどうするんだ。

9:00にスタート地点へ。

今年も700人以上が参加しているとのこと。みんなとっても早そう。自転車を始めてまだ1年弱、峠なんて何回かしか登ったことのない自分がちょっと心細くなった。
みんなに置いていかれたらどうしよう。
のぼれなくて一人だけ歩いて自転車を押すことになったらどうしよう。
ま、どうにかなるよな。

例年トップタイムが30分から31分なのだが、自分はその3倍以内のタイムが目標。

いよいよスタート。会場を出るところで小さい子供たちが「がんばえー」と声を上げて応援してくれる。気合が入る。

平地はそんなに不得意ではないので、集団について走る。ふと速度計を見ると時速40Km! やっぱりトレインに入ると速いなあ。

2Km地点から、ゆるやかな登りに。速度はだいぶ落ちるが、まあ、周りについていけてる。それでも後のグループの速い人達に抜かれ始める。坂なのに平地並みのスピードなんだもん、かなわないよ。

6Kmあたりから、斜度がぐっと上がる。

8Kmあたりで、足をついて休んでる人を見かける。よかった休んでる人もいるんだ、でももう少しがんばろう。

残り3Kmあたりで、新たな発見が。今までは登坂時も常に力いっぱい漕いでたのだが、力を抜いて漕ぐと疲れないんだ。あたりまえのことだが、今まで気づかなかったよw
疲れてきたら、急な登りに入ったら、止まらないぎりぎりのスピードまで落とす。時速6Kmとか。随分と楽に登れる。

残り500mあたり。それでもやっぱりキツイ。快晴なこともあり、汗がだらだら流れる。スピードが遅いので大勢に抜かれる。もう200人以上に抜かれただろうな。一方自分が追い抜いたのは10人いただろうかw

残り250m。沿道の応援の方が「次を曲がったらゴールだよ!」と声をかけてくれる。
坂もなくなった。
全力で漕ぐ。
ゴールが見えた。
もがきながらゴールをくぐる。
完走できた!
足をつかなかった!

ゴールの先2Kmほど行ったところに休憩所があるとのことなので、そこまでゆっくり走る。心は達成感でいっぱい。
休憩所には大勢の参加者がいて、みんな笑顔で話したりしている。きっと同じような達成感を感じてるんだな。

ふるまわれたアイスクリーム。熱いからだに沁みわたる。

タイムはGarmin計測で61分。思ったより速かったな。

沿道では地元の方々がたくさん応援してくれて、とても勇気づけられた。よし来年も参加するぞ!

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May 20, 2012 at 7:31 pm Comments (0)

快晴の大内宿

明日のヒルクライムに出るため、会津までやってきた。午後2時頃早めに宿に着いたので、練習も兼ねて、長年の夢大内宿まで。

車から自転車を下ろし、宿を出発。坂を8Km登ったところに大内宿があるはず。明日のコースより上りはきつくないので、前日練習にはちょうどいいかと思ったが、やっぱり坂はきつい。2回ほど足をついて休んでしまった。明日は何回足をつくのやら。

汗だくになって坂を登り終えてしばらく行くと、あった、大内宿!
道路沿いに自転車を停めて中に入る。おおー、都会とは全く異なる景色が広がる。

高い建築物があるわけではなく、周りに見えるのは青い空と山だけ。そういえば電柱もない。まさに別世界だ。

まだ昼食を取っていなかったので、名物のそばを食べてみる。

どーん。薬味のネギが一本まるごとのっかってくる。ネギは思ったほど辛くないので、男らしくバリバリかじりながらそばを食べる。うまかったー。

5年ほど前に初めて大内宿の写真を見た時から、一度は来てみたいと思ってたけど、まさか自転車で訪れることになるとは思ってなかったな。


May 19, 2012 at 6:54 pm Comments (0)

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